’90〜00年代のファッションやカルチャーをリアルタイムで通っていないなりの解釈で提案。
同世代含め、若い世代の層に当時の熱量などを伝える事を目的とする。
現在はオンラインショップのみで店舗の再オープンに向けて日々準備中。
https://blue-room.jp/
ファッションの、特にカルチャーと親和したメンズのスタイルの時間軸は一方向だけを向いてるワケじゃない。
最新のものが急に色褪せて見えることも、過ぎ去ったものがフレッシュさを増すこともある。
それは一見無秩序のようだけど、本物だけはきっと残る。
誕生から20年以上が過ぎた今、再評価が進むNew Balanceの名機“574”。無二の視点で東京ストリートの
アーカイブをディグする気鋭ショップ、Blue roomと仲間たちはその黎明期を知らない現代のユースだ。
それでも彼らはこの1足に、特別な魅力を見出した。BILLY’Sエクスクルーシブカラーをまとった
不朽のキックスと次世代のカルチャーアイコンたちが、過去と未来とを繋いでゆく。
「こういうカラーリングの靴は持っていなかったけど、デニムとの相性が抜群に良かった。履き心地はさすがです。
僕は初めて買ったNew Balanceが“574”だったんですが、調べたらそのオリジナルは1999年にリリースされたそうなので、
全体的にその当時のファッションを意識しています。普段から愛用している昔のSUPREMEやSUBWAREを使ってコテコテに(笑)。
“574”も含めて、先人たちへのリスペクトを込めました」(羽月 基)
「僕がバーガンディの“574”を買ってNew Balanceデビューしたのが中学2年の時のことでした。
豊富なカラバリが人気の理由なんじゃないかな?
このエクスクルーシブモデルはマスタード×ネイビーの組み合わせとヒールのリフレクターがクールですよね。
ナイロン系のアイテムが自分らしいと思っているので、このStussyのジャケットを選びました。
それにWTAPSのカーゴパンツで、2000年代初頭っぽいイメージで。
丸みのあるスニーカーにオーバーサイズのトップスとパンツを合わせる、いつも通りのバランスです」(葛西智裕)
「久々に履いた“574”、スゴい懐かしいです。基本、New Balanceにはスウェットパンツというのが自分の中の定番なので、
じゃあ上は何にしよっかな? みたいにイメージを膨らませていきました。
UNION×Stussyのメキシカンパーカは最近リリースされたヤツで、中のTシャツはHazeグラフィックのもの。
’90s Stussyのビーニーを合わせました。全身昔のを着るっていうよりは、
どの時代にリリースされたものでもカッコいいものはカッコいいんで、それを混ぜた感じですね」(shun)