カート

BILLY'S Meet Tokyo Creator

Q1. WHIMSYのブランドのコンセプト、特にこだわっている部分などは?

佐藤:WHIMSYのこだわりも伺いたいのですが、まずはなぜWHIMSYを立ち上げようと思ったか?という起源のところから伺いたいです。

中井氏:発端としては、スケーターのセンスを世の中に広めたいというか、、もう少し噛み砕くと、クールかクールじゃないかをスケーターがジャッジするフィルターそのものをもっと世の中の人達に知って欲しいという気持ちで始めて、そのキャンバスが靴下だったということですね。

佐藤:その着想ポイントいいですね。そのフィルターとても気になります。あえてなぜ靴下だったのですか?

中井氏:無かったんですよね、他で。キャップやアパレルだとそこまでスケートにパフォーマンスに影響が出ないので、パフォーマンスに影響が出て、かつコンペティターもいなかったので靴下で行こうって21か22歳の時に思いました。

佐藤:そこの部分にフォーカスする視点が素晴らしいと思います。ライダーさんも多くいますよね?

中井氏:はい。現在20名ほどいます。シーンに還元したいという想いも始めるときにあったので。

佐藤:シーンに還元するという気持ちとても良いですね。変な意味ではないですが、実のところ少し閉鎖的なカルチャーなイメージがあって。けど、スケーターの人達のアンテナや情報をインプットしてアウトプットするモノが面白くてクールなモノがとても多いので、遠目でスケーターの人達の動きや興味関心がどこにあるのかを見ていました。

中井氏:そうですね、ある種閉鎖的なシーンなのでエントリーしづらいイメージがあるのかもしれません。なので僕たちが緩衝材になって、世界観や判断基準みたいなものをもっと広めていければと。海の向こうで始まったシーンですけど、日本にも面白い考えを持った方や、カッコいい方達も大勢いるので。
広がって、そこで生まれたフェイムや利益をスケーターの人達に還元するというシンプルな座組です。

佐藤:過去に何か形にされたことはありますか?先日のプレミア上映だったりするんですかね?

中井氏:どうですかね。プレミア上映もみなさんやられていることなので、特に目新しさは無いかなと思っています。表現が難しいですが、僕たちはあえてスケートボードのコアな部分を薄めて間口を広げて発信しているので、先ほどと重複してしまいますけど、エントリーのしやすさという部分に比重を置いてます。それが、直接的にでもシーンに還元されているかと言われると少し疑問は残りますが。

佐藤:規模感は分からないですけど、少なからず確実に還元できていると思います。路面店もありますよね?

中井氏:エントリーのしやすさという観点で言うと、大阪の路面店も間口を広く設けていてプロショップでコンプリートデッキを組みづらい人達も、うちのお店で組んでもらってエントリーする入り口になれているのかなと思っています。

佐藤:当初のイメージとしては、もっとコアな人達向けなのかなと思っていました。

中井氏:元々バックボーンでコアな部分は持っているので、それをライトに噛み砕くという作業をしています。それが実は難しいのですが、あえてそこにポジショニングしてます。少し話は逸れてしまいますが、今のスケートシーンの中で若い人たちのファッション感度が若干下がってきてるのかなって個人的に思っていて。自分なりに紐解くと見るものが無いのかなという結論に達しまして。だったら僕たちのフィルターを見てみんなでカッコよくなろうよっていう気持ちが強いです。

佐藤:それはしっかりそのシーンにいる中井さんらしい想いと行動ですね。ファッションも重要ですもんね。

中井氏:とても重要だと捉えています。ファッションが好きな人達の気持ちもすごく理解しているつもりなのですが、そういう人達のフィルターから発信されるスケートファッションのシーンだと若干本質のズレを感じてしまうんです。割と生意気な事を言ってしまっていますけど、そこの行き違いやズレみたいなものを埋めていけるポジションになりたいなと思っています。

佐藤:先ほど緩衝材と伺いましたが、双方を繋げるハブとなる存在ということですね。

中井氏:なれたら嬉しいですね。今後、スケーターの人達へのメッセジーとしては本気のフルレングスの映像をリリースする事です。ライダーが20名程いるので正直容易なことでは無いというのは分かっているのですが、あんなライトなことやってきたWHIMSYがアウトプットしたものが本物だったというファクト。これが一番素敵なストーリーだなと思っています。

佐藤:その本意気の映像かなり楽しみです!

インタビュー写真1

Q2. 今回のVANSとのコラボレーションの経緯とプロダクトでこだわった所を教えてください。

佐藤:確か具体的に話がキックオフしたのが2年前くらいだったと記憶しているのですが、、、

中井氏:確かそうですね。ビリーズ3周年のレセプションの時に甲斐さんと佐藤さんにご挨拶させて頂いて、かなりラフに話をさせていただいている中でVANSのお話を頂いて、一瞬舞い上がったのを覚えています。

佐藤:僕たちはその前からもちろん知ってまして、実は機会があれば何かプロジェクト起こしたいなって思っていたんですよ。

中井氏:そうだったんですね。ありがとうございます。

佐藤:今話を伺ったばかりで、早速の受け売りに聞こえてしまうかもしれませんが、ビリーズもコアなスニーカーファンからファッションとしてスニーカーを捉えている人達、その両者のハブ役としてスニーカーという媒体を通して、どっちの良さも伝えていければという想いもあって。さらにとても親和性は感じました。少し大袈裟ですけど、今回のプロジェクトはなるべくしてなったのかなと。

中井氏:とても嬉しいですね。今もですけど、当時なんて発展途上のブランドだったので、ホントにいいんですか?ってお話頂いた直後は思っていました。

佐藤:そんな事ありませんよ。たしか一番初めにデザインを出して頂いたのが、スケートLOWでしたよね?

中井氏:そうですね。モデルはスケートLOWがVANSの中で一番好きだったので即答しました。ただ詰め込みすぎたのか、上代がすごい金額になってしまい、、泣く泣く断念しました。

佐藤:ありましたねー。そこから何転もしましたよね。

中井氏:しましたね。途中、僕も投げ出しそうになってしまったり。。

佐藤:具体的にはここでは言いづらいけど、こちらの事情で頓挫しそうになってしまい、、すみませんでした。ただ、あの時は実現するためにはどうしようかなと必死に考えました。

中井氏:あの時お2人で大阪に来て頂いて、事情を伺って僕的には仕方ないかなと思っていたのですが、佐藤さんが何とかしたいという気持ちをぶつけてくれたのは嬉しかったです。

佐藤:正直、色々と右往曲折あった中で結果いいプロダクトが完成しました。まず着想ポイントはどこにありますか?

中井氏:簡単に言ってしまうと、オーセンティックなオーセンティックを作りたかったんです。詰め込みすぎず、ソリッドなデザインがいいなと思っていて、そうすると2色無いと成立しづらいなって思って2色展開のオファーをさせて頂きました。

佐藤:この2足展開は正解だったと思います。ファブリックもいくつかトライしましたよね?

中井氏:上代をあげたくなかったので、いくつかトライさせて頂いたんですけど、ファブリックにプリントしようってなったのと、ファブリック違いの切り返しにしようと着地して自分の中で一気に動き出した感じですね。最終的に運動会で使うテントみたいなファブリックになったらいいなと思って、キャンバスとの切り返しがあってそのコントラストが面白い質感に見えるし。

佐藤:今回、カプセルコレクションのお願いもさせて頂きました。キーワードはありましたか?

中井氏:赤色の、ロゴを隠すように上に縫い付けたパーツと発色のいいソールカラーをキーワードにして展開したイメージですね。アッパーの色はオーセンティックなオーセンティックを作りたかったので、白と黒にして。流石に白ソールはと思って色は変えました。このソールの隠し方も共通させてます。Tシャツの後ろすごいことになってます。

佐藤:ですよね。このTシャツ洗えません。って言われた時は度肝抜かれました。洗えないTシャツってどこに需要あるんだろう、、そもそもそんなTシャツあるか?って。笑。

中井氏:実際いらないギミックなんですけど、やっちゃいましたね。結果、洗濯の問題は大丈夫になりましたけど。

佐藤:洗濯問題クリアしましたね。今回、カプセルコレクションとしては満足していただけるボリューム感だと思います。
Tシャツ、ハット、ショーツ、ソックス(4カラー)、カバン。このカバンが面白い形してるんですよね。

中井氏:あれ面白いですよね、靴の形してるカバン。着想は軍モノのカバンで友達からもらってずっといいなーって思って暖めてました。

佐藤:インスパイアは軍モノなんですね。ロンチがとても楽しみです。

中井氏:僕たちもとても楽しみです。初めから好きでいてくれたお客さんがVANSとのコラボという快挙を絶対喜んでくれるなと思うんです。それってブランドをやっていく上で一番に考えていて、自己顕示欲でやっていないというかお客さんに喜んでもらえるブランドにしたいっていうのを軸にストーリーを描いているので。そこだけで正直十分だと感じているので、デザインはホントに肩の力を抜いてやりました。気張らずに。結果としてセールスに繋がったらもちろん嬉しいです。

インタビュー写真2
インタビュー写真6
インタビュー写真6

Q3. ローンチでポップアップをして頂けますが、ビリーズに対してはどんな印象ですか?

佐藤:ポップアップを様々な場所や環境でやられてきていると思いますが、原点はどこにありますか?

中井氏:僕たちの考えとして、インショップのポップアップはポップアップと捉えていなくて。僕たちの事を知らない街に行って空いている物件を見つけて交渉してある期間お店にしてしまうというのが原点ですね。お店が完成した時には終わりも決まっていて、ゲリラ的に出来て気付いたら無くなってるみたいに。街に出てないと発見できないような。もっと街に出ようよっていうメッセージを体感的にプレゼンテーションしたかったんです。

佐藤:僕も何ヶ所か行かせて頂きましたが、面白いことやってるなってとても刺激になっていました。今回BILLY’Sでもポップアップをして頂けますが、どのようなコンセプトですか?

中井氏:今までWHIMSYがやってきたポップアップと並べるとそういう観点ではなく、インスタレーションという事を強く意識しています。お店に来て頂いて世界観を体感してもらって、結果webで買わなくて良かったって思ってもらえるような演出が出来ればと考えています。

佐藤:その観点素晴らしいですね。僕たちもwebで販売はしていますけど、やっぱりお店に来て頂くことがとても重要だと考えているので、内装やお店の空気感には細部まで意識しています。

中井氏:よく大阪のお店行かせて頂いてます。

佐藤:ありがとうございます。BILLY’Sの印象ってどんな印象がありますか?

中井氏:この質問に対しての答えは明確にあるんですけど、語弊があってはいけないので、表現の仕方が難しくて。。

佐藤:とても気になりますね、ぜひ聞かせてください。中井さんらしさでいいので。

中井氏:まず前提として、とてもクリーンな空気感だなと感じています。
ユーザーとお店のパワーバランスがフェアじゃないブランディングしているお店ってありますよね?そういうお店もストリートを地で行ってる感じがカッコいい思います。だけど、BILLY’Sさんはそこを目指している感じもしないし。とはいえストリートのシーンにも、ちゃんと根付いているのでその空気もしっかりと纏っている。インディペンデントな部分もありつつ、メインストリームも抑えられているし。振り幅というか奥行きというか、入口と出口が違う感じが、今まであるようで無かったお店な印象です。

佐藤:恐縮してしまいますね。ありがとうございます。正直そこまで強く意識をしている訳ではないので、言葉で言って頂いて僕たちがやりたい事、目指したい事って、そういう事だなって自分の中でも気づきがありました。なんか、素直にとても嬉しいです。

中井氏:とにかくお店の居心地が良いので、これからも展開含め楽しみです。

インタビュー写真5

Q4. 最近のスニーカーのご気分は?

佐藤:会うたびに違うスニーカーを履かれているので、いつも足元が気になってます。今の気分はどんなスニーカーですか?

中井氏:根が天邪鬼なのかなと思うのですが、、そんなにみんなから相手にされていないようなスニーカーにグッと来ちゃうんですよね。世間から忘れ去られたようなスニーカーに魅力を感じてしまって、それを誰も履いていないような時に履くのが好きです。スケートLOWも実際調子良かったというのもあるんですけど、タンをブチ切ってダラダラにして履くみたいなカスタマイズをして、どこか何かへのアンチテーゼもありながらなので何かこれっていうのが決め難いんですよね。すみません。。

佐藤:いえいえとんでもないですよ。

中井氏:スケートの板に乗ってる以外は、そこまで靴に頓着してないです。重ねての失礼な発言ですが、、

佐藤:いえいえ!けど、逆にそれがポリシーになっているんですね。今そういう思いがあってスニーカーを選んだり履いてる人は少ないと思うので、スニーカーへの愛情をとても感じます。

インタビュー写真6

Q5. WHIMSYとしての活動はなにかありますか?

佐藤:今後の活動に興味がすごくあります。どんな事がありますか?

中井氏:ニューヨークでのポップアップが10月に控えています。

佐藤:ニューヨークですか!どんな展開ですか?

中井氏:まず場所はチャイナタウンで、7インチのレコードをめちゃくちゃ持ってるオジさんの倉庫みたいな場所を借りてNothin’ Specialとポップアップを作ります。前にPIZZA SLICEでNothin’ Specialとポップアップをやらせてもらって、その続きって感じです。そこでも、やっぱインスタレーションですね。

佐藤:ニューヨークの人達がどんな反応するかとても楽しみです。

インタビュー写真7
インタビュー写真8
BLACK_¥9,000+tax
WHITE_¥9,000+tax

VANSの起源でもある"AUTHENTIC"を採用。
アッパーにはキャンバスにコーティング加工を施し、2トーンの切り替えになるようにデザイン。
ヒールステッチは、当時のモデル同様4本ステッチで強度をプラス。
Ortholite®カップインソール搭載でスケートシーンにも対応。
ヒール部分には、WHIMSYのソックスロゴがプリントされたスペシャルデザイン。

BILLYS ENT
Capsule Collection For BILLY'S
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