カート

BILLY'S Meet Tokyo Creator

スニーカーはCONVERSEが好き!?

「ヨーロッパへ行くと、よくスニーカーを見る」

甲斐:CONVERSEがお好きなようですね。

卓球氏:自宅に一番にあるのが、CONVERSEだと思います。最初に意識したのは「バビル2世」。そのときはCONVERSEなんか知らないし、ハイカットという言葉も知らなかったんですけど、内側に丸がついている! みたいな。それに憧れて、それからCONVERSEを知って「あ、これバビル2世のだ!」と思って(笑)。CONVERSEは、自分の中ではここ20年くらいかな。

甲斐:バビル2世のハイカットのモデル懐かしいですね。僕も世代なので、よく覚えています。

卓球氏:あと、3〜4年前に行ったどこかの町中にCONVERSEのキャンペーンビジュアルが貼られていて。DJ、役者、作家とかのいわゆる著名人が履いたCONVERSEの写真が貼ってあったんですけど、よく考えてたら、『これ、お母さんに捨てられちゃうんじゃないの?』っていうくらいボロボロなものもあったりして。その”汚な(きたな)CONVERSE”の洗礼を受けて『汚なCONVERSEが格好いい』になっちゃったんですよ。だけど、もちろんわざと汚してあるんですけど、ゴミ箱に捨ててあるようなCONVERSEのスニーカーを履いていると、なかなか理解されずに、ただ単に汚いだけになってしまうという(笑)。

甲斐:カート・コバーンのように、CONVERSEをボロボロに履くのが格好いいみたいなのはありますよね。

卓球氏:そうなんですけどね。

甲斐:ファッション全般的に音楽に携わるデザインのモデルが好きなんですね。

卓球氏:バンドものが好きなんですよ。もちろん何でもいいわけじゃないんですけど、なんかバンドTシャツって自己主張があるじゃないですか。あと昔からキャラものが好きなんですよね。

甲斐:今日、履いていただいたJACK PURCELL“BLEND”はアシンメトリーなんですけど、ワントーンに見えるようバラつきを感じさせないように配置しました。スウェード、コーデュロイ、レオパードと3種類の違う素材を使用したんですよ。REMIXというALL STARのアイデアを取り入れて、あえて非対称にしました。あとは、昔にアメリカで使っていたラストが少し大きめなものを使っています。なので、少し前のアメリカを意識したヴィンテージ感のあるモデルになります。DJの人はいつも上半身だけしか見えないから、卓球さんはいつも実際に何を履いているんだろうと気になっていました。以前、黄色いスニーカー履かれていましたよね。

卓球氏:PATRICKのは三茶スニーカーで買いました。あのスニーカーはどちらかというとウォーキング用なので、駒のひとつって感じですね。三茶スニーカーは営業が素晴らしいんですよ。ともかく店の人がスニーカーマニアで、紐の結び方がオリジナルだったりだとか、話を始めたら本当に一時間は話が止まらない感じ。でもスニーカー愛があっていいんですよ。

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「人に合わせるんじゃなくて、どんなことが自分は好きなのか」を見極める

甲斐:音楽についてお聞きできればと思います。DJ歴30年というとても長い経歴の中で、ご自身の中でどんな変化を遂げて今に至りますか?

卓球氏:経験を積むと余裕が出るというか、面の皮が厚くなる。だから、トラブルがあったとしても総崩れはしないという。あからさまなミスをしたとしても、それを盛り上がりに転化できる余裕ができた感じですね。人前でやることだから。DJは。1対大勢でコミュニケーションをとるので、人前でやって経験を積まないと。長くやっていると、思い出したくもないギグとかもあるんですけど、そういうのを含めて経験値なんで。海外のすんごい山奥まで行ったけど、オーガナイザーが全然宣伝をしていなくて、結局お客さんぜんぜんいないところでDJをやったり。機材トラブルで3万人くらいいる人たちの前で音がでなくなって、最初はみんな『わ〜』とかなって手を叩いているんだけど、それがそのうちブーイングに変わっていくというあの恐怖は、しばらく夢に出ましたね(笑)。

甲斐:それは恐怖ですね。

卓球氏:目の前の、本当は好意を持ってくれている味方であるはずのお客さんが、だんだんと『早く始めろ!』って敵意に変わっていって、それも日本人1人みたいな。もうそういうときは、テクノロジーがまだ俺に着いてきていないからと言うんですけど(笑)。

甲斐:卓球さんは長いこと軸をぶらさずにやってきていますが、どのようにその状況をキープしているのですか?

卓球氏:キープしようと思わないことじゃないですか? 自分がやりたくもないのに、今これが流行っているからといって、これも取り入れなきゃとか、そういうことをやっていくとだんだんと自分の本質を見失っていくことになる。だから人に合わせるんじゃなくて、どんなことが自分は好きなのかとか、それをやっていっていたら気づいたらこうなっていたみたいな。

甲斐:DJに関しては、新譜もチェックされていますよね。

卓球氏:もちろん。エレクトロニックミュージックと言ってもすごくたくさんあるので。その中で自分が好きなものはわかっているし、存在は知っていても自分がDJでかける音ではないというものもあるんで、そこは余計なことに時間を使わないようにしていますね。

甲斐:音楽面に関して、リリース面含めデジタル配信やsnsに対して期待していることはありますか?

卓球氏:個人的には、やっぱり基本的にレコードとCDで育ったので物質が欲しいんです。ただ、これまでのレコードやCDって、録音してから板になって宣伝して、お客さんのところへ届くのに時間がかかったじゃないですか。デジタルはそれがないのがいい。最初は配信することに抵抗があったんですけど、基本的にそれで儲けようとしないようにするのがいいのかなと。でも『いつもYouTubeで聴いてます!』とか言われても、なんだけどね(笑)。

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得たものが、結局音楽に繋がっている

甲斐:8月23日にVISIONで開催される[track maker](BILLY’S協賛)に出演されますが、イベントに対する意気込みはありますか?

卓球氏:今回はいろいろなDJの人たちが出るので、逆に何をかけてもいいかなと思っているので好きな曲をかけようと思います。VISIONは東京では頻繁にDJをしているクラブでもあるので、勝手知ったるというか。基本的に他の出演者と話し込んだりとかしないんですけど、でも様子は見ています。『あ、ここは縦社会なんだな』とか(笑)。ハウス等ではディスコの流れもあって縦社会的なところがあるかもしれませんが、テクノはそれ以降になるので縦社会ではないんですよ。ハウスは縦社会、テクノは横社会、エレクトロはロボット社会っていう……これ、言いたかっただけです(笑)。

甲斐:(笑)。では、今後の予定を教えて下さい。

卓球氏:ソロの活動は今まで通りにやっていきます。曲がいっぱいあるんで、毎週でもリリースをしたいんですけど、でも出しすぎるとありがたみもなくなっていくので。なので、今年リリースしたものをきちんと売っていく。それから次を考えていきたいですね。

甲斐:音楽以外に、趣味はあるんですか?

卓球氏:趣味!? ……女装とか、、?車の運転免許も持っていないんで、何すればいいですかね(笑)。映画とか観たりしますけど、それでも音楽が気になるし。そこで得たものが、結局音楽に繋がっているので自分は幸せ者ですよ。

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¥11,000+tax
track maker

今回の商品のリリースに伴い、8/23(金)にVISIONにて毎回1000名以上の動員を誇る大人気イベント「trackmaker」 のイベントをBILLY’S TOKYO × CONVERSEでサポート。石野卓球、okadada、FNCY、Shurkn Pap、ササノマリイなど他に類を見ない豪華ラインナップで夏の夜を更に熱くさせる。

http://www.vision-tokyo.com/event/trackmaker-supported-by-billysxconverse