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BILLY'S Meet Tokyo Creator

“自分のイメージ的に、ヨーロッパの男の子の”今”の感じ…
サラッとテック系のウエアを着ているんですけど、その感じがいいなと思ったんです。”

佐藤:今回、猪塚さんに履いて頂いたのは、「le coq sportif」のMONTPELLIER “Raffinement”というスニーカーになります。MONTPELLIERが、今年で20周年を迎えたそうなんですが、BILLY’Sも今年は5周年というメモリアルイヤーでもあることから、制作しました。“Raffinement”とは、フランス語で「洗練された」という意味になります。素材がレザーで、キルトタッセルが付いていることから、スニーカー感覚だと着こなしが難しいのではないかなと思い、猪塚さんに着こなしを提案をして頂けたらなと。

猪塚氏:スニーカーでもなく、革靴を履く堅苦しい感覚でもなく、「CLARKS」を履く感覚で提案してみました。最初、茶色には茶系のジャケットやセットアップを合わせようかなと思ってたんですが、今の気分ではなかったのと、BILLY’Sさん的にカジュアルなアプローチの方がハマるかなと思いまして、グレーのワントーンのスタイリングになりました。茶系のスエードシューズに、グレーのテック系のアイテムのスタイリングが新鮮だなと。たいてい茶系の足元だと、上は茶系の暖かみのあるアイテムか、デニムに合わせるみたいなイメージが強いですよね。

佐藤:まさに僕の着用イメージは、「CLARKS」のNATALIEや、Desert Trekをイメージしてましたので、今回の猪塚さんのコーディネートはすごく参考になりますね。

猪塚氏:自分のイメージ的に、ヨーロッパの男の子の"今”の感じ……サラッとテック系のウエアを着ていることが多いんですけど、その感じがいいなと思ったんです。

インタビュー写真
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佐藤:スポーティな素材の服に、レザーシューズというのは、僕らの中にはまったくなかったです。色もブラウン系で、セットアップなどでまとめるのかなと思っていました。

猪塚氏:普通はそうまとめますよね。ちなみにもしもスーツに合わせるとしたら、ゆったりしたダブルのジャケットに、ストレートのパンツがいいかなとは思っていました。ブラックのシューズは何にでも万能に合うと思うんですけど、こちらも違うムードにしたくて。

佐藤:スーツに履いてしまったら、オジサンの通勤服みたいになってしまいますかね?

猪塚氏:いや、それはそれで格好良いと思います。タッセルの感じがゴルフシューズをイメージさせるので、その感じも渋くていいなと。その、ゴルフテックみたいな感じが。

佐藤:今、着用されているレザージャケットのテカリ具合が良くて、全体的に細身なコーディネイトに、足元がレザーシューズといった合わせが、昔の不良っぽい感じが出ていて良いなあと思いました。

猪塚氏:ありがとうございます!全身ナイロンのテック系アイテムも考えたんですけど、それはそれでベタかなと思いまして。このスタプレっぽいパンツとレザーは、何て言うんですか……多少、90’sのアメリカン・マフィアの映画みたいなイメージはあったかもしれないですね。このルコックのシューズのシャープでスポーティーなシルエットやフォルムを活かしたかったので、ライダースジャケットやフロントボタンのレザーブルゾンは自分的に違うなと思い、ジップアップのレザーフーディを合わせてみました。

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佐藤:実際に履いてみていかがでしたか?

猪塚氏:めちゃくちゃ履き心地が良かったですね。そしてもちろん歩きやすかったです。MONTPELLIEは、昔トリコロールのデザインが流行ったことがあったと思うんですけど、僕は今まで履いたことがなかったんです。「le coq sportif」は、高校の野球部時代に、白いジャージを気に入って着てはいたんですけど。

佐藤:白ジャージ(笑)。部活をしていたら、「NIKE」「adidas」「PUMA」とかを着そうなイメージがありますけど。

猪塚氏:今考えれば、本当にそうですよね。「NIKE」とかももちろん好きだったんですけど、当時の高校生の自分には、「le coq sportif」のグラフィックが新鮮でお洒落なもの映っていたんですよね。そういえば野球のグローブも、オレンジ色のエナメル素材のものを使っていました(笑)。

佐藤:その頃から始まっていますね(笑)。

猪塚氏:当時はみんな「MIZUNO」や「WORLD PEGASUS」といった人気のあるメーカーのグローブを使っていたんですけどね。僕は「SURE PLAY」というメーカーのそのオレンジのエナメルレザーを。セカンドだったんですけど、ダイビングキャッチとかして汚したくないし、したとしても手首返してグローブを地面につけないようにして(笑)。そもそもボールを取る気がない、みたいな。。

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“Levi’s® 501に、AIR FORCE ONE。
この秋は、普通の格好を、格好良く着こなしたい。”

佐藤:ところで、最近のお気に入りのスニーカーは何ですか?

猪塚氏:タイムリーなとこだと、「NIKE AIR FORCE1」ですね。黒と白のローカットを、自分用に買い直そうかなと思っているところです。

佐藤:永遠の定番ですよね。何故最近になっていいなと思ったんですか?

猪塚氏:ここ1年くらいグレーにはまってよく着ているんですが、そのベーシックの流れでネイビーが気になり始めているんですよ。それでオールネイビーの格好をしたいなと思って、ネイビーのPコートを買ったんですね。そうしたらやっぱりジーンズ履きたいなと思い、「Levi’s® 501」に一番似合う格好いいスニーカーは何だろうと考えたときに「AIR FORCE 1」だなと。めちゃめちゃ普通の格好なんですけど、普通の格好を、格好良く着こなしたいみたいな。なので、この秋冬は「AIR FORCE 1」を履く予定です。

佐藤:「AIR FORCE 1」は、新品が好きですか?

猪塚氏:実は、履き込んで汚れた「AIR FORCE 1」への憧れがめちゃめちゃあるんですけど、やっぱり気にして綺麗に履いちゃう方なので、新品の方が好きですね。

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佐藤:もう一足選ぶとしたら何でしょうか?

猪塚氏:「New Balance 990」は、ずっと履いています。V5が発売された時、V4のデザインの方が絶対好きだと思っていて、興味がなかったんですけど、仕事で使用する機会があって、試着したらすごく履き心地が良くて衝撃を受けちゃったんです。モノとしての進化を感じまくってしまって、V5のデザインもシュッっとしているのが良いじゃないかと(笑)。このままの流れでいったら、そのうち996や1300を履く日がまたやってくるのかなと思ったりもしています。

佐藤:ハイテクなスニーカーは履かれたりしますか。「NIKE 720」のようなエアーが入ったスニーカーとか。

猪塚氏:憧れはすごくあるんですけどね。Netflixで「TOP BOY」を観たばかりで、登場人物がみんな「NIKE」のテックフリースなんかを着ていて、これがまた格好いいんですよ。イギリスのリアルなスタイルを感じられて。今、僕と周りにいる若い子たちで、めちゃめちゃいろいろ試着しているんですけど、やっぱりあの肌の色で若くてフェードスタイルだから、あのピタピタな感じが似合うのかなとか思ったり。なかなか難しくて。

佐藤:黒人の人の体型は、お尻もしっかりありますもんね。

猪塚氏:腰履きでアンダーウェアが絶対見えているんですけど。その感じがまた格好いいんですよね。テックフリースを着るのであれば、「NIKE 720」とかを合わせたいですね。

佐藤:ゲットー感に惹かれる理由は何だと思いますか?

猪塚氏:それ何度か自分でも考えてみたんですけど、わからないんですよね。自分の育った環境がサバーブ(郊外)というのがあるんだと思います。 笑。結局、そうなんだと思うんですよ。生粋の東京っ子が、ああいう格好をするかって言ったら、しないと思うんです。自分の育ってきた環境に近いというか、少なからず親近感を覚えているんだと思います。だから今回このシューズのスタイリングも、最初はスーツかなと思ったんですけど、自分ぽくないなと思い、こういう感じになっちゃいましたね。

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“セクシーな感じに興味があるんです。
ベーシックを取り入れたセクシーな感じ。”

佐藤:もう一つお聞きしたいことがあります。その日のコーディネイトは服から選びますか?それとも靴から決めますか?

猪塚氏:その日の天気によりますね。雨が降っていたら、基本テック系の服しか着ないですし、雨の日は、「Merrell」のハイカットのトレッキングシューズとか、昔の「NIKE ACG」とかを履きますね。レザーに関しては、ブーツであれば雨の日にがんがん履いてしまうこともあります。

佐藤:ここ数年のデザイナーズ系スニーカーブームもひと段落してきたかなと思いますが、今後どのようになっていくと思いますか?

猪塚氏:まだあの感じの流れは続いているんですかね? お店側としては、何が流行っていますか?

佐藤:パッと思いつくのは商品で言うと「AIR FORCE 1」でブランドいうと「Converse」ですね。ハイプなものに行き過ぎた傾向があるので、その反動でベーシックに戻ってきている感じはします。レザーシューズもそのひとつなのかなと。

猪塚氏:服のスタイリングに関しての話になりますが、今、セクシーな感じに興味があるんです。ベーシックを取り入れた、セクシーな感じ。例えば「Levi’s® 501」を履いて、「AIR FOURCE 1」や「Converse」を履くにしても、少し前までは、白いTシャツをパンツにインするちょっとイナタいムードがあったと思うんですがトップスを白シャツに変えてみたり、レザーベストに合わせてみたりというか。シャツのボタンを2つくらい開けたりして、なんとなく気分的に色気のあるムードが良いなと思っています。

佐藤:猪塚さんが思うセクシーって、どんな感じですか?

猪塚氏:やっぱり、ベーシックでシンプルで……でも何ですかね。セクシーな服を着ているからセクシーとは限らないし、黒いタートルを着ていてもセクシーな人もいるし、何というか品の良さですかね。なかなか難しいですよね。自分も常に試行錯誤しています。

佐藤:最後に、猪塚さんの今後の予定がありましたら教えてください。

猪塚氏:いつもと変わらずやっていますので、これからもよろしくお願いします。

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BROWN / BLACK
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